歌はYutaの中に

アートな青とプリンスな紫が好き

キングみプリンスみ

今はもうないバンドを恋しがるときありました
ロック少女だった昔のハナシね
好きだったバンドがなくなった っていうんじゃなくて
知ったときには もうなかったバンドだったのね
もうちょっと早く生まれてたらなあ っておもったりしました
同じ意味合いのグレイトなミュージシャンも何人もいました
最たる存在がジャニス・ジョプリン
知ったときにはもうこの世にいなかった
遺された歌は宝物

そんなふうに もう逢えない とかいうわけじゃないけれど
もうこのサウンドは聴けないんだなあ ってあきらめてたグループもあったのね


今日は平野紫耀くんのお誕生日なので King&Princeのことで書いてみようかな

キンプリって Jr.時代は名も実も「Mr.King vs Mr.Prince」だった
Mr.KING」と「Prince」それぞれのユニットだったのね
2つが一緒になって 素敵なグループとしてデビューして 本当に良かったけれど
それぞれ3人ずつだったグループも それぞれに他にはない魅力を持ってた
ジャニーさんは本当は「別々でいいじゃない」とおもってたけど
6人は6人での活動を望み 6人でデビューした
潔い決断をして直訴して のことね


で 彼らがデビューしてから 1stアルバムの特典盤にそれぞれ3人時代の音源が入ってたのね
これがとても素敵
もしかしたら Jr.だったからの年代特有の魅力で ずっと維持するのも大変なことだったかもなあ
ともおもうけど
それぞれのユニットの魅力がよくわかる作品だった
それを聴けたことはとても嬉しかった と同時に
6人での道を歩き出した以上 このサウンドはもう聴けないんだなあ ってしみじみして
その特典盤がめっちゃ愛しくおもえて すり減るほどに聴きこんだのね


そしたら
本編1stアルバムのほうに 今のキンプリくんがユニットに分かれて歌った曲があったのね
編成は もともとのMr.KING(平野・永瀬・高橋)Prince(岸・岩橋・神宮寺)とはちょっと違うけど
それぞれに「キング感」「プリンス感」感じちゃえる
曲のジャンルとかいうハナシじゃなくてね
奥底のハナシね


●「Big Bang」(平野紫耀・高橋海人)
ダンスが得意な平野くんと高橋くんのユニット曲
ディープなヒップホップナンバー
がしがし踊ってる2人が目に浮かぶ歌
もちろん若々しい2人なんだけど 堂々たるキングの風格も感じる
キンプリご存じない方にも 胸を張って「キング感」をご紹介できる
楽曲のサウンドにも踊る二人にも まっすぐで強固な意志を感じてどきどき
ときどきジャポネスクな香り混ぜて しかもくっきりなビートの迫力が気持ちいい
シゲキテキ
フード被った2人の若さの放出と危険な香りが ストリートな雰囲気かんじさせるとこを
のちにツアーLIVEの映像で観て嬉しくなっちゃったなあ

もうひとつのユニット曲は がらっと趣きを変え アコースティックな響き
●「Letter」(岸優太・神宮寺勇太・永瀬廉)
嵐の「冬を抱きしめて」で作家デビューされた杉山勝彦さんの作品
これがね もう素敵すぎる
イントロは 切なくも堅実なアコースティックギター
リアル彼氏感満載の神宮寺くん弾き語りから世界が始まる
永瀬くん(本来は「KING」)がこっちに入ってるけど あったかい彼の声がこの歌にぴったりで
この3人による「プリンスみ」(海人くん口調)を感じるのね
安定した情感あふれる岸くんの声が 恋の世界も歌の魅力もリードして
3人の優しさが ダイレクトに胸に響く
恋を愛を信じる気持ちにさせてくれる歌


「キングみ」で 「プリンスみ」で
対照的な楽曲を それぞれ見事に魅せちゃう聴かせちゃうキンプリくん
多様な組み合わせが想像できてわくわく
グループ全員でも ソロでも そしてグループ内ユニットでも
存分に魅力が届けられること 聴く人の胸を打つこと
嵐兄さんがしてきたように 若い彼らもしてるんだなあ
そのことまるっと尊い
そういうの味わえるから 目が耳が離せないんだなあ